JR東日本ステーションサービスで働く社員のとある一日のスケジュールをご紹介します。
9:00 点呼
管理者と出勤者で伝達事項について相互確認を行います。職場内での情報共有に加え、ONとOFFを切り替える大事な時間です。
9:20 改札業務
改札ではお客さまのきっぷやICカードを確認し、精算、駅周辺のご案内、またお忘れ物の問い合わせなどの対応を行います。
通勤ラッシュも落ち着き、これからお出かけのお客さまのご旅行が良い思い出になるように丁寧にサポートします。
10:45 休憩
11:00 出札業務(みどりの窓口)
出札(みどりの窓口)ではお客さまのご要望に合わせて目的地までのきっぷを発売し、不要になったきっぷを払い戻しします。また、お客さまのご旅行に応じておトクなきっぷをご提案したり、定期券やSuicaを発売します。お客さまとコミュニケーションをとりながら、自分の知識を駆使する業務です。
12:00 昼食
それぞれの駅に休憩室があり、リラックスした雰囲気で食事をとったり、同僚と談笑することができます。
午後からまた頑張ろう!と気持ちを入れ直す時間でもあります。
14:30 休憩
15:00 清掃・保守
執務室や休憩室、寝室、浴室の清掃など、普段使用しているスペースの整理整頓を行い気持ちよく働くことができる環境を整えます。また駅のパンフレットの差し替えや補充などの確認も行います。
15:45 休憩
16:00 改札
主にご帰宅のお客さまが増えてくる時間帯はお客さまを温かい笑顔でお迎えし、1日を良い気分で終えられるようにお手伝いします。
18:00 夕食
しっかりと休憩を取り、深夜業務に備えます。
19:00 出札業務
ご帰宅のお客さまがみどりの窓口の閉店前に多くいらっしゃる時間帯。誤ったきっぷを発売しないよう、注意が必要です。
20:00 出札機器締切り業務
みどりの窓口の1日の売り上げを納めます。また、発売枚数や払い戻し枚数等、その日1日の取り扱いを確認し、お客さまに誤ったサービスを行っていないか精査します。
21:30 休憩
22:00 改札
お客さまの乗降も少なくなってきますが、列車に遅れが発生していたらこまめに放送する等、最後まで集中力を途切れさせずに周囲へ気を配ります。
またこの時間にその日あった出来事などを日誌にまとめ、終電対応者に業務を引き継ぎ交代します。
0:00 休憩(仮眠)
入浴を済ませ、目覚まし時計や自動起床装置がしっかりセットしてあるかを確認し仮眠をとります。
5:00 改札業務
先に起きて改札に立っている早番から引継ぎを受け交代します。改札に入る前にしっかり気持ちを整え、笑顔でお客さまの1日の始まりを気持ちよくお迎えします。
6:00 券売機締切り業務
お客さまが少ない時間帯に券売機の1日の売り上げを回収します。
7:00 休憩
8:00 出札業務
みどりの窓口を開店させ、いらっしゃいませ!と元気にお客さまをお迎えします。
最後まで気を抜かず、お客さまに誤ったきっぷを発売しないよう細心の注意を払います。
9:20 引継ぎ
1日の泊り勤務の中での引継ぎ事項を漏れの無いように交代者に伝えます。
9:30 退勤
昼間は買い物をしたり趣味を満喫したり、次の勤務に向けてリラックスした時間を過ごします。
社員の勤務例です。駅の勤務はご覧のように、1ヵ月ごとのシフト制になっています。
A = 9:00~翌日9:30の泊り勤務 / B = 8:30~17:00の日勤勤務 / 非番=泊り勤務が終了した日
社員の勤務例です。駅の勤務はご覧のように、1ヵ月ごとのシフト制になっています。
A = 9:00~翌日9:30の泊り勤務
B = 8:30~17:00の日勤勤務
非番=泊り勤務が終了した日
会社にとってかけがえのない財産である人材が歩む、キャリアステップの基本イメージをご紹介します。
基礎固め
鉄道営業の基礎研修
OJTを通じた基本的知識の習得
業務知識向上・成長
複数の駅でさまざまな業務を担当
後輩の指導育成
改善活動にチャレンジ
主任職等試験
駅のプロフェッショナル
職場運営の中核
人材育成や改善活動などを主体的に企画・実行
さらに多くの駅や職場で活躍
企画部門
よりよい会社運営につながる施策の企画立案
社内外との調整
さまざまな職場と連携した業務
リーダー職試験
管理者
職場方針の決定と運営
部下の育成
適正な業務執行管理
経営幹部(管理職)登用試験
経営マネジメント
企業理念に基づいた経営方針の決定と会社全体の運営
お客さまが安心して駅をご利用いただくためには、まず、社員が安心して働けることが大切です。
JR東日本ステーションサービスでは、社員の新型コロナウイルス等感染防止のため、主に以下のような取組みを行っています。
・マスク着用
社員は、任意でマスクを着用してお客さま対応を行います。
また、万一の場合に備えて、マスクの備蓄を行っています。
・消毒液の設置
事務室や休憩室等には消毒液を設置して、手指の消毒ができるようにしています。
また、万一の場合に備えて、消毒液のほか、使い捨ての手袋なども常備し、必要により活用しています。
・感染防止のための設備
換気扇、サーキュレーター、空気清浄機など、室内の換気や空気を清浄に保つために必要な機器を使用しています。
これらの感染防止対策のほか、社員自身が日々の体調管理に留意し、万一体調不良となった場合には、お客さまや他の社員への感染を防ぐため直ちに管理者に連絡の上、勤務を継続せず速やかな病院受診を推奨しています。