※新型コロナウィルス感染防止に配慮して撮影しています。
※「JESS」… JR東日本ステーションサービス
自己紹介
入社後、約2年間、上野駅で改札業務に携わる。その後、東中野駅に異動し、2年間、改札業務やお客さまサポート業務(※1)車いすをご利用のお客さまや白杖をお持ちのお客さまへのご案内業務。電車への乗車・降車案内が代表的である。を経験。現在は本社人材開発部に所属し、主に採用業務を担当している。
入社後、鴨居駅に配属となり、改札業務をはじめ、駅業務全般に携わる。
現在は所属している横浜駅務管区で行う勉強会の企画・運営も担当している。
入社後、4年半、東京駅新幹線乗換口で出札(※3)みどりの窓口での業務。きっぷや定期券の発売。お客さまへ快適な旅をご提案する。業務に携わる。その後、八王子支店(※4)本社機関と現業機関(駅等)のパイプ役。 現業機関へサービス品質向上や営業事故防止の勉強会なども行っている。でサービス業務を担当。現在は総務部人事グループに所属し、採用業務及び働きやすい職場環境づくりなどを担当している。
入社後、1年間、上野駅新幹線乗換口で改札業務に携わる。その後、現在の伊勢崎駅に異動し、出札業務を始めとする駅業務全般を担当している。
大甕駅に配属となり、約2年間、出札業務や遺失物対応に携わる。その後、現在の水戸支店業務課に異動。現在は、支店管内の社員指導や研修業務の企画・運営を担当している。
※2020年12月時点の所属経歴を記載しています。
オープニング
I・Y
皆さんこんにちは。人材開発部のI・Yと申します。本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
本日はファシリテーターとして、入社前のことから将来のことまで、ざっくばらんに話し合っていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
入社した理由は?
~若手社員が活躍できる会社だから~
I・Y
まず、みなさんの入社動機をお聞きします。
それでは…この中で入社が一番早かったM・Mさんお願いします。
M・M
私はサービス業を中心に就職活動をしていたのですが、そのなかで駅業務を専門に受託し、3つの駅づくり(※5)企業理念より抜粋。「お客さまにやさしい駅」「安全で安心してご利用いただける駅」「地域の皆さまに愛される駅」を企業理念としているJESSに魅力を感じました。私は新卒入社の一期生なのですが、やはり新しい会社のため、多くのことに挑戦できると感じたのが最終的な入社の決め手でした。
Y・Y
学生のとき、定期券の買い方が分からず駅員さんが親切に対応してくれた思い出があって、「こんな仕事に就きたいな」と駅の仕事に興味をもったことがきっかけでした。就職活動中にJESSの会社説明会に参加し、「鉄道業務はお客さまの目的を運ぶ仕事だ」という言葉に感銘を受け、私も駅を通して誰かの目的をサポートしたいと思い、入社を決めました。
K・O
私はもともと鉄道関係の仕事に関心があり、前職は運輸関係の企業に勤めていました。JESSへ入社を決めたのは、駅業務に関われることが一番の理由なのですが、若い会社であるため、チャレンジできる環境がいっぱいあるというのが大きな魅力でした。
Y・O
私は以前、公務員をしていたのですが、K・Oさんと同じく、学生時代から鉄道業務に興味があり、多くのお客さまへサービスを提供したいと思っていました。JESSに入社を決めたのは、若手社員への研修フォロー、育成に力を入れていることでした。前職では上下関係がしっかりしていて、なかなか若手社員が活躍しにくいなと感じていました。JESSは若手社員の頑張りが実る会社、若手社員が成長できる会社と思ったのが入社を決めた理由です。
I・Y
私は就職活動では、「若手社員が活躍しているか。」、「若手社員へのフォローが充実しているか。」を意識して企業探しをしていました。正社員の年齢構成が若く、この会社なら自分が活躍できるかもしれないという期待を抱けたので、入社を決めました。
I・Y
みなさんの入社した理由に共通しているのは、「若手社員が活躍できる会社」という点でしょうか。実際に入社してみて、そのあたりの印象はどうでしたか?
入社後の印象は?
~若手社員の交流が盛んでした~
Y・Y
入社前は、若い会社といっても、鉄道業務なので何となく硬いイメージがありました。実際に入社すると、若手同士の交流が多いせいか、先輩たちに何でも聞きやすく、話しやすい、とても居心地の良い職場でした。
K・O
入社していちばん感じたのは、社員同士の横のつながりでした。例えば、ある駅に配属になると、その駅内での交流に終わってしまうのかなと思っていたのですが、実際は駅務管区内はもちろんのこと、会社全体での交流の機会(旅行やスポーツ大会)もあり、とても広がりを感じました。
Y・O
K・OさんやY・Yさんがおっしゃったように、特に若手社員同士の交流は盛んですね。駅務管区内や支店で勉強会を自主的に開催して、委員会活動を活性化させるきっかけを作ったりして社員同士の話し合いの場を作っています。
M・M
みなさんの入社動機に「若手社員が活躍できる会社」ということがありましたが、実際、入社したら想像以上にそのチャンスが多いと感じました。例えば、私は入社2年目に後輩の育成に携わったのですが、当時、社員育成についてのノウハウが少ない中、周りの社員と協力しながら育成会議などを開いて手探り状態で育成方法を考えていました。そういった活動が全社的な社員育成の基盤づくりに繋がっていったのだと思います。
I・Y
私も以前の職場で育成委員会に所属していたことがありますが、自発的に育成に関するイベントを企画して、メンバーで和気あいあいと話し合い、管理者と調整しながら実施したことは良い思い出です。
先輩方が基盤を作ってくださったからこそ、後輩もこういった活動が行いやすかったのだと思います。
そういえば、私が新入社員だった頃に使用していた「新入社員育成ノート」(※6)新入社員入社時に配布される、社員育成ツール。入社時の研修を始め、駅への配属後も、新入社員の業務習得状況や業務に対する思いを把握するために使用される。もM・Mさんたちの活動があったからこそ生まれたものだと伺っています。
このツールがあったおかげで新入社員のスタートアップからフォローまで円滑に行うことができました。
M・M
ありがとうございます。
Y・O
「新入社員育成ノート」は、私の支店でも使っていますが、自分の経験を書き込めるので、後輩のためにもなるし、自分を振り返ることもできるしとても役に立っています。
I・Y
若手社員の創意をすぐに実行できるのは、「一般社員と管理者の距離が近いから」ということがあると思いますが、それ以上に社員同士のコミュニケーションが活発だからかもしれないですね。
JESSの働き方について
~非番の時間・ワークライフバランス~
I・Y
JESSの働き方について、泊まり勤務など、みなさんはどう思っていますか?
K・O
何よりも「非番」(※7)前日から泊まりで勤務した後のこと。この日は午前中には勤務が終了することがほとんどである。での時間が有効活用できることです。私は食べることが好きなので、勤務が終わるとそのまま新幹線を利用して、仙台に牛タンを食べにいったり、八戸にある鮮魚テーマパークにいったりしています。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、政府や自治体より外出自粛が呼びかけられている場合は、社員にも不要不急の外出を控えるよう指示しております。
Y・Y
私は基本的に非番の日は寝てしまうことが多いのですが、非番と休みをうまく組み合わせて、旅行やライブに出かけることもしばしばあります。
泊まり勤務自体は、入社する前は少し不安がありました。
入社してからも数か月は不安でしたね。始発列車の対応のために朝起きれるか不安だったり、生活リズムが乱れることで体調を崩さないか心配でした。泊まり勤務に慣れてきたら安心して業務に取り組めますし、何より女性設備が整っているので、働きやすい職場環境でした。
Y・O
男性の休憩室も、設備はもちろんですが、仮眠後の起床チェックもしっかりしているので、泊まり勤務をあまり心配しないでほしいですね。
あとは泊まり勤務の大変さと言えば、健康に気を使うことでしょうか。泊まり勤務の場合だと、昼食・夕食・朝食がありますので、野菜を積極的に摂ることとか意識していました。
I・Y
私も泊まり勤務中は、健康に気を使って栄養が偏らないように食事をしていました。K・Oさんの仰る通り、泊まり勤務に慣れると非番の時間を有効に活用できますよね。私は様々な観光施設の年間パスポートを購入して、リフレッシュに役立てています。
フレックスタイム制での勤務はどうでしょうか。
M・M
自分の生活に合わせて出退勤時刻を決められるのは柔軟に働けるのでいいですよね。私用に合わせて出勤したり、友人と出かけるために早めに退勤したり。とても有効な働き方だと思います。
Y・O
フレックスタイム制は1か月間で決められた勤務時間を達成すればいいので、超過した時間や不足の時間をうまく配分しながら、始終業時刻を自分で決められるので、自分の時間を管理することができ、さまざまな予定を立てやすいですね。
I・Y
私も現在、フレックスタイム制で勤務していますが、勤務時間を調整できることは仕事とプライベートの両立に大いに役立っています。
先程、Y・Yさんが働きやすさについて少し触れられましたが、JESSには働きやすさや働く意欲をバックアップする、さまざまな制度や取り組みがありますよね。代表的なものとしては「JESS Point Program」でしょうか。
「My Challenge」(※8)社員自らのアイデアに基づいて、様々な改善に取り組むことが出来る制度。こういった活動を通して、働きがいの実感できる会社づくりに社員一人ひとりが貢献できる。制度を始めとして、さまざま施策を提案し業務改善したり、自分の思いやスキルを発表したりして、それが認められるとポイントがもらえる表彰制度ですね。
Y・Y
「My Challenge」制度があることで、日々の業務のなかでのちょっとした気づきを業務やサービスの改善につなげていけるので、改善活動に主体的、積極的に取り組むことができます。
私は、虫が苦手なのですが、さっそく虫を駆除する改善案を後輩社員と一緒に提案しました(笑)。
Y・O
どんな小さなことでも、自分の思いを実現できることがいいですよね。
その提案が改善につながれば、ポイントも加算されますし。
K・O
以前、「業務品質競技会」(※9)企業理念である3つの駅づくりと、業務品質のレベルアップを目的として開催。実際の接客シーンを再現し、選ばれた社員が日頃の応対を披露し合う競技会のこと。に参加させていただき、最優秀賞(個人)をいただいたことがあったのですが、その時もランキングに応じてポイントを貰いました!
Y・Y
私も参加して、ポイントを貰いました!すごく緊張しました…
Y・O
ポイントが最終目的ではありませんけど、働く意欲を向上させるという点で、とても良い制度ですよね。
M・M
そのポイントを商品に換えられるという点もいいですね。しかも有効期限はないので、ずっと貯めることができますよね。
K・O
私は先日、3万4000ポイントを商品と交換しました!!
一同
すごい!何に交換したのですか??
K・O
秘密です(笑)。
I・Y
福利厚生サービスの一つである「会員制福利厚生サービス」も充実していますね。旅行やレジャー、生活関連まで、自分で選んで割引サービスが受けられるものです。
ちなみに私は映画館のチケットを買うときによく利用してます。
JESSは働くことをプライベートに還元できる仕組みになっていると思います。
Y・O
実際、こういった福利厚生は業務に取り組む姿勢が変化し、お互い高め合うきっかけになっていますよね。
JESSってどんな会社?
~無ければ、自分たちで作っていける~
I・Y
皆さんにとって、JESSってどんな会社ですか?
Y・O
駅業務を始め本社・支店・JR東日本営業研修センター・JR東日本運輸収入センターなど、活躍できるフィールドが幅広く、社員一人ひとりが活躍し、成長できる機会が多くある会社だと思います。やりがいや働きがいを実感し、仕事に果敢にチャレンジしていけるのは、JESSの最大の魅力です。
Y・Y
JESSの魅力はなんといっても、駅の顔になれることです。企業理念である「3つの駅づくり」を担うのは私たちであり、お客さまが利用する駅の印象を決めるのも、私たちの対応や気遣い、気配りにかかっています。こういったことへ挑戦できることにやりがいや働きがいを感じられる会社だと思います。
K・O
社員が積極的に、能動的に、発信できる会社だと思います。前例にとらわれず、新しい取り組みにチャレンジし、無ければ自分たちでつくっていける会社です。
M・M
社員同士の結束が強いところです。若い会社ですので、自分たちでつくっていくという思いが強く、切磋琢磨し合っています。駅の仕事はチームワークが不可欠なので、日頃のコミュニケーションも重要です。その分、結束力も強い気がします。
Y・O
M・Mさんがおっしゃるように、とてもチームワークが強固だと思います。それは先輩や上司、同僚間のコミュニケーションが豊富で、風通しが良いからこそだと思います。そういった風通しの良さ、JESSらしさがあるからこそ、若手社員でも施策に関われるという点も特徴だと思います。
I・Y
風通しの良さといえば、「経営幹部との距離が近い」ということも言えると思います。経験豊富なベテラン社員が続々と定年退職していく中、私たちは限られた時間の中でスピード感を持って世代交代に備えなくてはならないのですが、そのような状況でも会社としてはもちろん、個人としても取り組んでみたいことを経営幹部に伝えられる機会があることが、JESSらしさの一つなのかなと思います。
Y・O
私もそう思います。2019年に「リーダーアカデミー」という将来の管理者の養成を目的とした研修に参加したのですが、その際に経営幹部へ、私の会社に対する思いを直接伝えられたのはよい経験でした。
I・Y
新入社員を含む全社員がやりたいことに挑戦出来る環境が整っている。若手社員へしっかりと焦点が当たっている。というのがJESSの魅力ですよね。
将来の目標・夢は何ですか?
I・Y
最後に、みなさんの将来の目標、夢をお聞かせください。
M・M
現在、私は人事業務に携わっていますが、今後も新しいことに挑戦し続け、さまざまな経験を糧に管理者を目指し、会社全体の経営の一翼を担える人材になりたいと思っています。私はJESS新卒入社一期生ということもあり、後輩たちの良きロールモデルにならなければと思っています。とりわけ、まだまだ女性社員が少ないので、女性活躍を推進していきたいですね。
Y・O
私も、管理者を目指し、人づくり・仕事づくり・職場づくりを中心に、将来を見据え、主体的な業務運営に取り組んでいきたいです。それから、社員一人ひとりに将来を担っているという意識付けを行い、何をすべきかを自分で考え、果敢に行動に移していく社員づくりに関わりたいと思っています。
K・O
さまざまな職場で経験を積み、それを糧に会社の経営に携わり、チャレンジ精神に富んだ環境づくりに貢献したいと思っています。そして、それができる会社だと思っています。
Y・Y
鉄道の長い歴史の中で、先輩たちが築き上げてきた駅業務があります。それを継承するだけではなく、さらに向上させていくのは、JESSの私たち若い社員だと思っています。私もその一戦力となれるように努めていきたいと思っています。そのためにも、お客さまにはもちろんのこと、後輩社員も含め、誰からも信頼される人間になりたいですね。
I・Y
将来は、社内で行なわれている改善活動を把握する業務を経験し、駅を巡回して職場活性化を全社的に促せる人材になりたいと思っています。その後は管理者となり、それまでの経験を基に、風通しの良い、明るい職場をつくりたいです。
就活生へ一言メッセージ
I・Y
就職活動でさまざまな職種や働き方の会社に出会うと思います。どのような仕事がしてみたいのか、どんなことに取り組みたいのか、考えれば考えるほど、悩みや不安が出てくるかもしれません。しかし、就職するということは、人生においては大きなイベントです。時間をかけてじっくり考えて、自分に合う会社を選んでください。
K・O
JR東日本グループには、「堅実な会社」というイメージがありますが、JESSへ入社後の皆さんは、一人ひとりがJESSをつくり上げていくことになります。能動的に動き、楽しんで働くことが大切だと思います。
M・M
就職活動では辛いことや悩むことも多々あるかもしれませんが、多くの人と出会い、さまざまな考え方に触れる機会でもあります。やって無駄なことは一つもないと思いますので、後悔をしないよう、たくさんのことを吸収しながら、自分に合う会社を見つけてください。
Y・Y
JESSという会社は、先輩社員や同期にとても恵まれています。入社当初は不安を感じていた私も、たくさんの人に支えられたお陰でやりがいを見つけ、駅業務に取り組んでいます。入社に迷われている方、ぜひ、私たちと切磋琢磨しながら業務に励み、自分なりの駅員像をつくりあげてみてはいかがでしょうか。
Y・O
JESSへの入社は間違いなく、「人生のターニングポイント」になります。当社の財産は人材であり、社員一人ひとりが主役です。皆さんの力で、共にJESSを盛り上げていきましょう!
エンディング
I・Y
このクロストークコーナーを通して、JESSの魅力が一人でも多くの方に伝わることを期待しています。
本日は、誠にありがとうございました。
一同
ありがとうございました。
解説
※1「お客さまサポート業務」…
車いすをご利用のお客さまや白杖をお持ちのお客さまへのご案内業務。
電車への乗車・降車案内が代表的である。
※2「駅務管区」…
管区制の名称。管区制とは、各駅やコーナーごとに独立した職場として考えるのではなく、複数の駅を「ひとつの職場」と捉えて仕事をする仕組み。
社員の配属も管区単位にすることで、管区内の複数の駅で多様な業務を経験し、幅広いスキルや知識を身につけることを目的にしている。
※3「出札」… みどりの窓口での業務。きっぷや定期券の発売。お客さまへ快適な旅をご提案する。
※4「支店」…
本社機関と現業機関(駅等)のパイプ役。
現業機関へサービス品質向上や営業事故防止の勉強会なども行っている。
※5「3つの駅づくり」…
企業理念より抜粋。
「お客さまにやさしい駅」「安全で安心してご利用いただける駅」「地域の皆さまに愛される駅」
※6「新入社員育成ノート」… 新入社員入社時に配布される、社員育成ツール。入社時の研修を始め、駅への配属後も、新入社員の業務習得状況や業務に対する思いを把握するために使用される。
※7「非番」… 前日から泊まりで勤務した後のこと。この日は午前中には勤務が終了することがほとんどである。
※8「My Challenge」…
社員自らのアイデアに基づいて、様々な改善に取り組むことが出来る制度。
こういった活動を通して、働きがいの実感できる会社づくりに社員一人ひとりが貢献できる。
※9「業務品質競技会」…
企業理念である3つの駅づくりと、業務品質のレベルアップを目的として開催。
実際の接客シーンを再現し、選ばれた社員が日頃の応対を披露し合う競技会のこと。