大変だったこと、誇りに思ったこと

初めて新入社員研修の講師を担当した時のことです。カリキュラムを「こなす」事に精一杯になっていました。研修テキスト通りの説明となり、研修生が内容を理解しているのか、していないのか把握できませんでした。しかし、先輩から「経験談を交えて話した方がいいよ」とアドバイスをいただき、反省と改善を繰り返すことで余裕も生まれ、その結果、「イメージが沸きやすくなった。」と研修生から声が多数あがり、より充実した内容の研修を実施できるようになりました。

次第に、「この内容は時間をかけよう」など研修生第一に研修を進められるようになり、自然と教え方にも熱が入っていました。新入社員への研修では、最終日に研修生へエールを送った後、研修生全員から色紙をいただきました。そこには「山口講師で良かった」と書かれており、大変嬉しく思うとともにこれからの会社を担う人財を育成できたことに誇りを持ちました。